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ゲレンデ情報: 2010年6月の記事

2010年6月25日 地上絵でもミステリーサークルでもなく

近頃ウイングタワーからゲレンデを見下ろすと、

不可思議な模様が見えるという。

地上絵? はたまた ミステリーサークル!?

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ズームしてみましょう・・・

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なにやら白いポールのようなものが立っています。

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実はこれ、この夏からリステルパークに新登場のパークゴルフ場なんです

パークゴルフは1983年北海道の幕別町生まれ、

公園で始めた遊びなのでパークゴルフなんだって。

パークゴルフのボールは直径6センチのプラスチック製でちょっと重たくて弾みません。

クラブのヘッドにはロフト(傾斜角度)はあまりついてないので打球は高くは飛びません。

飛距離もあまり出ず、安全性を考えたつくりになっています。

(でもボールは硬くて当たると痛いので人に向かって打っちゃいけません)

リステルのコースはゲレンデの草を刈そろえて造りました。

もうちょっと気の効いた模様か文字にでも見えるようにすればよかったかなぁ

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今日は試しにプレイしてみました。

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猪苗代湖に向かってフルスイング!!

してもあまり飛びませんが・・・

あんまり強く打ちすぎるとOBになっちゃうのでほどほどにね

なかなか思うように行かないところが面白い。

お友達同士や家族みんなでプレイしたら盛り上がること間違いなし!

   *una


2010年6月18日 雄国沼トレッキングツアー初日

今シーズン初めてのお客様を迎えた「雄国沼トレッキングツアー

初日の今日、湿原の様子は・・・

 

下の写真は雄国沼休憩舎から少し歩いたところから見える湿原です。

先日の下見のときと比べるとすこしづつ色づき始めていました。

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赤い色はレンゲツツジ、白い花はコバイケイソウ。もうしばらくするとニッコウキスゲの黄色が加わるはず。

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レンゲツツジやコバイケイソウには毒があるそうです。

とくにコバイケイソウは、山菜のオオバギボウシ(ウルイ)とまちがえて食べてしまう中毒事故が多いとか。

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木道を途中まで進むと、こちらには白い植物、ワタスゲの群生が、

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白い綿毛が風にフワフワ揺れる光景はなんとも心和みます

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沼に落ちたりしないようにね

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ニッコウキスゲはまだまだ。黄色い花を咲かせているのはほんの数輪でした。

湿原が黄色に染まるのは7月の声を聞く頃になりそうです。

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途中の林道で見つけたギンリョウソウ、湿り気のあるところに生えている不思議な植物。

他にも沢山の植物が見られます。

ぜひツアーにご参加ください。

 

                                                                                              *una

 

 

 

 


2010年6月 9日 雄国沼に行ってきました。

ゲレンデ情報というわけではないですが、

6月18日から実施する雄国沼トレッキングツアーの下見に行ってきました。

ツアーにはスキー場スタッフが同行することになっていまして、このブログでその様子をお伝えします。

雄国沼とは・・・

裏磐梯にある猫魔ヶ岳、雄国山、古城が峰、厩岳山などの山々に囲まれたカルデラ湖。標高は1089mで、約4キロある沼の周囲には大きな湿原が広がり、ツアー開催の時期6月中旬から7月初旬にはニッコウキスゲやヒオウギアヤメ,コバイケイソウなどさまざまな高山植物がみられます。湿原を黄色に染めるニッコウキスゲの大群落が有名。雄国沼湿原植物群落として国の天然記念物に指定されています。
※下の写真は2005年に撮影したものです。

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下見の日は6月7日(月)、時期的に湿原の植物の見頃はまだまだ先ですが、

ツアー行程確認と湿原の植物の生育状況を実際に見ておこうということになりました。

今回のコースは桧原湖の南西側、雄子沢口から登る一番ポピュラーなルートです。

標高差は約200m、距離は片道約5km。

当日は気持ちいい天気でした。長袖Tシャツ一枚でちょうどいい感じ。

8:45 リステル発、途中コンビニによって、

トレッキングコース入口の 雄子沢口駐車場には 9:25 につきました。

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雄子沢口駐車場、ニッコウキスゲの最盛期には車でいっぱいになります。

ここに車を置いて、

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駐車場から道を渡ってコースの入口へ向かいます。

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アオダイショウがお出迎え。

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ここから山道に入っていきます。

雄国沼休憩舎までは3.3km、木道がある湿原まではさらに1kmほど歩きます。

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初めはちょっと急な傾斜があります。これがずっと続くわけではないので少し我慢

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コースの途中にはところどころにこんなリボンが枝にぶら下がってます。

何かの緊急時には居場所の目印になるのでちょっと気にしておくといざというとき役に立つかも。

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直径1メートルはあろうかという大きなブナの木。

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見事な枝ぶり。

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左手からは雄国沼から桧原湖に流れ込む雄子沢川のせせらぎが聞こえてきます。

このコースは「雄国せせらぎ探勝路」とも呼ばれています。

しばらくはせせらぎとハルゼミの鳴き声を聞きながらブナの森を進みます。

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所々に路を横切る小川が流れています。ちょっと味見。

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変わった形の花を見つけました。名前がわからなかったので、

インターネットで調べてみました。どうやら「ラショウモンカズラ」というらしい。

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雄国沼のそばにある休憩舎までの道標。ここまで約20分。

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所々にあるのでこれを目安に頑張りましょう!

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ずっと森の木蔭を歩くこと1時間ほど、おっ、前方が明るくなってきた!

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でたー。視界が開けるとウグイスとカッコウの鳴き声が聞こえてきました。

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雄国山(1271m)を背景に。

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レンゲツツジはまだ蕾の状態。

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まだ山桜が咲いてました。今年は1週間から10日ほど季節が遅れているみたいです。

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うっすらと建物の影が、雄国沼休憩舎はもうすぐ。

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休憩舎のすぐ手前に水場があります。ここで冷たい水を補給。

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10:45 雄国沼休憩舎に到着、トイレ有。

雄子沢口駐車場からは1時間20分でした。

ほっと一息。

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休憩後、再出発。休憩舎から木道がある湿原までは約1キロほど。

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雄国沼が見えてきました。最盛期には手前の湿原は色とりどりの花々が見られます。

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青空と緑に囲まれて。

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気の早いレンゲツツジが・・・

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前方に木道が見えてきた!

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分岐点、左が湿原、右が展望台。

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「この分岐までは約10分と・・・」

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いよいよ木道に入ります。木道からは外れちゃダメよ。湿原の植物はデリケートだからね。

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幅がせまいので木道は一方通行です。1周約800m。

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「こんにちは、どちらからですか?・・・」

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予想通り、花の見頃はまだまだ先のようだけど、

よく見ると・・・

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ワタスゲに、

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タテヤマリンドウにショウジョウバカマ。

他にも食虫植物のモウセンゴケが見つかりました。

木道を抜けるとそろそろお昼の時間。けっこうおなか空いてきた。

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お昼前に金沢峠の展望台へ足を伸ばしてみました。

展望台の近くには駐車場があり、今回登ってきた裏磐梯からのルートとは反対側、喜多方側からは車が通れる林道が整備されています。ただし、ニッコウキスゲの開花時季にはマイカー規制され、峠の麓からシャトルバスが運行されています

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雄国沼休憩舎近くの沼のほとりまで戻り、ランチタイム♪

おにぎりうまかった

このあとは来た道を引き返し、1時間15分で雄子沢口駐車場まで戻りました。

最後に2005年に撮った写真をもう一枚。

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2010年6月 3日 山菜畑3

ゲレンデに向かった選抜隊によって 

晴れて山菜畑のレギュラーメンバーに選ばれたのは・・・

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山ウド! 天ぷらや酢味噌和えも美味

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慎重に根っこから掘り起こします。

次は、

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 ゼンマイ、名前は良く聞くポピュラーな山菜。

ゲレンデには似たようなシダ類の植物がいっぱい生えてるので、

慣れないうちはよく間違えちゃうんだよなぁ・・・

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これも有名、ワラビ。ゲレンデのあちこちで顔出してます。

ゼンマイとワラビはアク抜きが面倒なのが玉にキズ

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ウワバミソウ、別名ミズナ、ミズ。

この辺ではミズナでとおってます。

葉っぱをとって、茎を塩茹でしたり、炒め物に。

他にも、ウルイ、タラの木、などを選抜。

土に植えたら、水をあげ、ワラを敷いて乾燥を防ぐようにしました。

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しっかり根付いて頂戴ね。

つづく・・・かも             *una


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