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マリアエリザベート

2010年7月 7日 バラ科・キク科

   こんにちは  今回はローズとカモミールです

どちらもおなじみかと思いますが、精油の効用としてその一部をご紹介します0012.PNG

☆バラ科☆

☆ローズ・・・優雅で上品な、甘い香り。

「精油の女王」と呼ばれ、高価な精油のひとつです。
水蒸気蒸留法で抽出されます。溶剤抽出法はアブソリュートと呼び、それぞれ区別します。
ダマスク種はローズオットーで有名。他にセントフォーリア種なども精油の材料になります。

主な作用・・・鎮静作用・殺菌作用・抗うつ作用・収れん作用・通経作用
心への作用・・・緊張・ストレス・嫉妬などを和らげ、高揚感・幸福感をもたらします。
体への作用・・・ホルモンバランスを整えます。咳やのどの痛みにも有効。
肌への作用・・・あらゆる肌質に使用可能です。ローズウォーターは化粧水におすすめです。
注意点・・・妊娠中は使用を避けましょう。
      
※ 低温で固まりますが、常温(室温)で液体に戻ります。 
0001.PNG

☆キク科☆

周囲の植物を元気にする作用があるため、「植物のお医者さん」と呼ばれています。
「ピーターラビット物語」の中では、ピーターがお母さんからハーブティーをもらう
ストーリーがあります。お子さまにも安心で、量や方法などを守れば、精油使用が可能です。

☆カモミールローマン・・・リンゴ様の、甘い香り。

主な作用・・・抗菌作用・消毒作用・抗ウイルス作用・発汗作用・強心作用
心への作用・・・不安や緊張を和らげ、穏やかにさせます。不眠症改善に効果大。
体への作用・・・花粉症などのアレルギー緩和におすすめです。消化促進作用もあります。
肌への作用・・・にきびや日焼け跡のスキンケアや、年齢肌にようでしょう。
注意点・・・妊娠初期は使用を避けましょう。

☆カモミールジャーマン・・・甘く、ややスパイシーな香り。

主な作用・・・抗菌作用・消毒作用・抗ウイルス作用・発汗作用・強心作用
心への作用・・・元気のない時のパワーアップに役立ちます。
体への作用・・・婦人科系(生理痛、更年期症状など)の不調緩和に。
肌への作用・・・肌荒れ改善、皮膚に弾力を与えるなどの、アンチエイジングに。
注意点・・・妊娠初期は使用を避けましょう。皮膚刺激の可能性あり。心配な時はパッチテストを。

※ ジャーマン種の精油の濃い青色は、生の植物には含まれず、水蒸気蒸留法で発生するカマズレンという

 物質です。

また来週~
 

 


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